投資を始めようと思ったときに、まず迷いやすいのが
「投資信託と個別株って何が違うの?」
という部分です。
どちらも資産を増やすための手段ですが、値動きの特徴や始めやすさ、必要な知識はかなり違います。
これから投資を始めたい人にとっては、違いをざっくりでも知っておくだけで、自分に合った始め方を選びやすくなります。
この記事では、投資信託と個別株の違いをできるだけわかりやすくまとめます。
投資信託とは
投資信託は、たくさんの人から集めたお金をまとめて、運用のプロが株や債券などに分散して投資してくれる商品です。
簡単にいうと、1つ買うだけでいろいろな会社にまとめて投資しやすい仕組みです。
たとえばS&P500に連動する投資信託なら、アメリカの代表的な企業に広く投資している形になります。
自分で1社ずつ選ばなくても、まとまって投資できるのが特徴です。
個別株とは
個別株は、その名のとおり特定の会社の株を自分で選んで買う投資です。
たとえば、トヨタ、ソニー、エヌビディアなど、特定の企業を自分で選んで買うのが個別株です。
自分が「この会社はこれから伸びそう」と思う企業に直接投資できるのが魅力です。
その一方で、1社ごとの業績やニュース、値動きの影響を強く受けるので、投資信託よりも値動きが大きくなりやすい傾向があります。
投資信託と個別株の大きな違い

1. 分散のしやすさが違う
投資信託は、最初から複数の企業や資産に分散されている商品が多いです。
そのため、1社の不調だけで大きなダメージを受けにくいのがメリットです。
一方で個別株は、基本的に1社ごとの値動きの影響をそのまま受けます。
うまくいけば大きく上がることもありますが、逆に思ったより伸びなかったり、大きく下がることもあります。
2. 必要な知識量が違う
投資信託は、初心者でも比較的始めやすいです。
商品を選ぶ必要はありますが、個別株ほど毎日のニュースや決算を細かく追い続けなくても続けやすいです。
個別株は、企業ごとの業績、将来性、競合、決算内容などを見ながら判断する必要があります。
銘柄選びの楽しさはありますが、そのぶん勉強量も増えやすいです。
3. 値動きの大きさが違う
投資信託は分散されている分、個別株より値動きが比較的なだらかになりやすいです。
もちろん下がるときは下がりますが、1社だけに集中しているよりは値動きがマイルドになりやすいです。
個別株は、決算やニュースひとつで大きく動くことがあります。
短期間で大きく増える可能性もありますが、その反対に大きく下がることもあります。
4. 向いている人が違う
投資信託は、忙しい人、初心者、コツコツ積み立てたい人に向いています。
長期でじっくり資産形成をしたい人にはかなり相性がいいです。
個別株は、企業を調べるのが好きな人、自分で判断したい人、大きな値動きも受け入れながらリターンを狙いたい人に向いています。
初心者はどっちから始めるべき?
結論としては、初心者はまず投資信託から始めるほうが取り組みやすいと思います。
理由は、いきなり個別株を始めると
「どの銘柄がいいのか分からない」
「下がったときに不安になる」
「ニュースが気になりすぎる」
という状態になりやすいからです。
その点、投資信託なら少額から積み立てやすく、分散も効きやすいので、初心者でも続けやすいです。
わが家はまずS&P500の積立から始めています
我が家でも、まずはS&P500の投資信託を毎月積み立てしています。
個別株は値動きも大きく、タイミングや企業分析も必要になるので、まずは投資信託でコツコツ増やす形のほうが自分には合っていると感じています。
実際に、2021年4月にS&P500連動の投資信託を5万円分購入して、そのままずっと放置していた分が、今では12万円ほどになっていました。
もちろん、これはたまたま良いタイミングや相場環境もあったと思いますし、今後も同じように増えるとは限りません。
それでも、長く持つことの大切さを実感した経験ではあります。
短期間で大きく増やすというより、時間を味方につけてコツコツ積み上げるという意味では、投資信託はかなり始めやすいと感じています。
投資信託と個別株はどちらが良い悪いではない
ここで大事なのは、投資信託が絶対に良い、個別株がダメという話ではないことです。
投資信託には、始めやすさや分散のしやすさという強みがあります。
個別株には、自分で企業を選ぶ面白さや、大きなリターンを狙える魅力があります。
どちらが合うかは、その人の性格や投資スタイルによって変わります。
最初は投資信託から始めて、慣れてきたら一部で個別株を持つ。
この流れもかなりやりやすいと思います。
まとめ

投資信託と個別株の違いを簡単にまとめると、
始めやすく分散しやすいのが投資信託、
自分で企業を選んで大きな値動きを取りにいくのが個別株
というイメージです。
初心者が最初の一歩として選ぶなら、まずは投資信託の積立が始めやすいと思います。
その上で、投資に慣れてきたら個別株にも少しずつ挑戦していく形が無理なく続けやすいです。
大事なのは、最初から完璧を目指すことではなく、自分が続けやすいやり方で始めることです。
※本記事は、投資判断を勧誘・推奨するものではありません。掲載内容は執筆時点の情報をもとに作成していますが、将来の利益を保証するものではありません。投資を行う際は、ご自身で内容を確認のうえ、無理のない範囲で判断してください。


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